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スマートボール1:自由工作

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◆はじめに

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夏休みの自由工作のアイデアとして、スマート

ボールの作例を紹介します

 

最初に作ったのは、これの3倍の大きさで

金額は7倍ほどでした。

大きくて取り回しが不便だったり、スプリ

ングを使ったので、本体を固定する為に

別パーツが必要でした。

今回は夏休みの工作用に小型・簡素化し、

低予算で作れるようにしたものを紹介し

ます。

 

 

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作例

実際に制作する場合は、保護者の方と一緒に

制作してください。

1.材料

”①”~”⑭”は全て100円ショップで揃います。

他:木工用ボンド、瞬間接着剤(ゼリー状)、

  のこぎり、カッター、紙やすり(400番)

  を使用。

①ベース本体:木の板使用(450×300mm)
②~⑥枠:角材(木)使用(910×10×21mm)
⑦玉を打ち出す棒:丸棒(木)使用
(910×φ15mm)
⑧ガイド:厚紙使用(445×306mm)
⑨輪ゴムを止めるもの:カラー鋲使用
⑩ピン:プッシュピン使用
⑪”⑦”と輪ゴムを繋ぐもの:丸環使用
⑫玉:ビー玉使用

⑬スプリング:輪ゴムで代替え使用

⑭台を傾けるもの:台所用フック使用

 

完成状態と材料の対応

上記”1.材料”の写真のナンバーと下の完成

写真のナンバーは対応しています。

”⑭”はベースとなる木の板”①”の裏側に

取付けてあります。

 

2.作成

2-1.”⑧”ガイド作成

先ず、”⑧”ガイドを作成します、写真1の

ように厚紙の上に”②”~”⑥”用の角材を置き

角材の幅で厚紙を切断します。

(角材を切断前に、定規代わりに使います)

※カッターで切るときは、にダンボール等を

 敷き、床や机をつけないようにしまし

 ょう。

<写真1>

<写真2>

 

2-2.枠の作成

<”②”枠の切断位置を決める>

写真3のように”①”板に角材を乗せ”②”枠の

切断位置を決めます。

写真4の矢印の位置が切断する場所になり

ます。

<写真3>

<写真4>

 

<”③”と”④”枠の作成>

写真5の黄色矢印のところで”②”枠と”③”枠を

合わせてから、

写真6のように切断する箇所に線を引きます。

<写真5>

<写真6>

線を引いた位置で”③”枠をのこぎりで

切断します。

切断すると写真7のようにささくれて

いるので、紙やすりをかけ写真8の

ようにします。

<写真7>

<写真8>

写真9、”②”枠と”③”枠ができました。

”④”枠は”③”枠と同じ寸法なので、写真10の

ように横に並べ切断する位置を決めます。

”②・③”枠と同様に切断して、紙やすりを

かけます。

<写真9>

 

<写真10>

 

切断が終わったら、写真11のように、”①”板に

仮置きします。

ミスはなさそうなので、次へ進みます。

<写真11>

 

 

<”⑥”枠と”⑤”枠の作成>

先ず”⑥”枠の位置決めをします、写真12の

ように”④”枠から”⑦”丸棒の径の1.5倍程度の

幅にし、”④”枠と平行になるよう合わせます。

黄矢印部分が平行になるようにします。

<写真12>

 

次に、写真13のように”⑤”枠は”⑥”枠に対し

直角で位置決めし、”③”枠と直角になるよう

位置を決めます。

(黄色矢印部分に線を引きます)

<写真13>

 

写真13の”⑤”枠と”③”枠の直角がでたら、

写真14のように”⑥”枠の切断する位置に

線を引きます。

”⑤”枠・”⑥”枠を切断して紙やすりを

かけます。

<写真14>

 

切断後、再度”①”板の上に”②~”⑥”枠までを

乗せ、各枠の合わせを確認しておきます。

写真15のように先に進む前に部品の出来栄え

を確認しておきます。

<写真15>

 

<”①”板に”②”~”⑥”枠を接着>

写真16、接着面に接着剤をぬります。

メインの接着に木工用ボンドを使用して

いますが、固まるのに時間がかかるため、

瞬間接着剤を併用しています。

写真17の赤色四角部が木工用ボンドを塗っ

た所で、黄色丸の部分が瞬間接着剤です。

※木工用ボンドと瞬間接着剤は接触しない

 ように間隔を空けています。

<写真16>

 

<写真17>

 

写真18、先ず”②”枠をくっつけます。

瞬間接着剤を使用しているので、すぐに次の

接着に取り掛かることができます。

<写真18>

 

次に”③”枠を”①”板に接着します。

写真19のように”③”枠と”②”枠との接着面に

木工用ボンドを塗ります。

”①”との接着面は、先ほどの”②”枠と同様に

木工用ボンドと瞬間接着剤を塗布し”①”板と

接着します。

<写真19>

 

<写真20>

 

”④”枠も”③”枠と同様の手順で”①”板に

接着します。

<写真21>

 

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”⑤”枠と”⑥枠を”①”板と接着

”⑤”枠と”③”枠は、直角がでるようにします。

”⑥”枠は”④”枠と平行で”⑤”枠と直角がでる

ようにします。

※写真22の黄色矢印部:直角にします。

※写真22の青色矢印部:平行にします

<写真22>

 

2-3.”⑦”の棒の作成

写真23の赤色の線のあたりがゴムの取付け

位置になります。

”⑦”丸棒は上下に動くので(黄色”⇔”の部分)

その分を加味して切断します。

写真中の黄色矢印部分で切断します。

<写真23>

 

枠と同じように切断後は、ささくれを

紙やすりで落としてやります。

<写真24>

 

切断した”⑦”丸棒に”⑪”丸環を付けます。

写真26の丸棒の位置に”⑪”丸環を取付けます。

<写真25>

 

<写真26>

 

2-4.各部品の取り付け

最初に作った”⑧”ガイドを取り付けます。

”⑧”ガイド両端に木工用ボンドを塗り”③”と

”④”に貼り付けます。

写真27の黄色矢印部分が貼付けるところに

なります。

<写真27>

 

”⑧”ガイドのRの頂点と”②”枠と接触する部分

(写真28の黄色矢印部分)を接着します。

写真29のように”⑧”ガイドを軽く曲げて、

ボンドを塗ります。

<写真28>

 

<写真29>

 

 

<”⑦”丸棒の取り付け>

”⑨”カラー鋲を”⑥”枠と”④”枠に取り付けます。

後から、輪ゴムを引っ掛けるのでカラー鋲は

最後まで押し込まないようにします。

<写真30>

 

<写真31>

 

写真32、”⑦”丸棒に取り付けた丸環に輪ゴムを

通します。

<写真32>

 

 

写真33、”⑥”枠と”④”枠に取り付けた”⑨”カラー

鋲に輪ゴムを引っ掛けます。

写真34、輪ゴムをかけた後の”⑨”カラー鋲を

押し込みます。

これで、本体の組み付け完了です。

<写真33>

 

<写真34>

 

次の作業に行く前に試し打ちをしておきます。

動画の用に玉がスムーズに流れればOKです。

 

<ピンの取り付け>

写真35の黄色丸で囲まれたピンから取付けて

いきます。

写真36のように、打ち出された玉が当る場所

なので、玉の衝撃を分散させるためにピンを

2本刺しています。

ピンを手で刺せない場合は、樹脂ハンマー

または木槌で打ち込んでやります、金槌しか

ない場合は、いらない布を巻いて打ち込み

ます。

<写真35>

 

<写真36>

 

次に、写真37の黄色丸内のピンを刺し込んで

いきます。

各ピンの間隔(写真38)は玉の径(大きさ)

の1.5倍程度にします。

<写真37>

 

<写真38>

 

写真39の黄色丸内のピンを刺していきます。

写真40、先に刺した青色のピンとの間隔は、

玉の径(大きさ)の1.5倍程にします。

以降は繰り返しの作業になります。

<写真39>

 

<写真40>

 

写真41、一番下のポケット部分になります。

写真42、ポケットの大きさは、入口(A)を

玉の1.5倍の幅で深さ(B)を玉1個分の

大きさにしています。

<写真41>

 

<写真42>

 

<台の傾斜”⑭”の取り付け>

写真43・44のように裏面に”⑭”のキッチン

フックを取り付けます。

<写真43>

 

<写真44>

 

3.完成

 

<各部寸法>

今回の作例の寸法です。

 

 

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